小学校受験の日を迎える前にしておくべきこととは

近年は子供の学習環境などを考慮したうえで、入学試験を課す小学校受験を考える両親が増えた、というように聞きます。彼らが子供を通わせる小学校受験コースを扱う学習塾も少なくはありませんが、そこでは算数の初歩やひらがな、カタカナ、あるいは簡単な漢字の学習が行われているほか、面接練習、はたまた考える力を育成する問題を扱うところもあるようです。
さて、小学校受験のその日までに試験対策として何をしておくべきか、と言えばそれは最低限求められた学力を満たすことと、自分の意見をしっかり伝えられるようになることです。試験を課している以上、学力の問題は避けては通れませんが、実際に学校で習う前の学力差など実のところ微々たるもので、本当に大事なのは用意した答えではなく咄嗟の質問にしっかり自分の意見で答えることです。そのために毎日違う話題で子供の根底にある考え方を引き出してあげるなどの対策を行うことができます。

そもそも、どうして小学校受験はあるだろうか

試験を課す小学校は、その母体が大学を運営する法人であることも少なくはありません。そういった附属学校系の小学校は大学の教育学部学生による教育実習の舞台になります。学生たちは教育について学びながらも教育についてはプロフェッショナルではありません。教えて、生徒や児童を正すというよりは教育現場の空気を体験しに来ている部分が大きいはずです。年に数回ある教育実習で心が揺らがないこと、教育実習生ともうまくやっていけること、学力的あるいは関係的に教育実習生を困らせないおりこうさんが、そういった小学校に求められているのかもしれません。
そのために、用意はしてきていないだろう、という質問を小学校受験に向けて準備しようとする教諭もいるのだそうなので、思いもよらぬ質問にもうまく考えて切り返せるようになることが面接対策になりえるのではないでしょうか。

塾で受験対策完了、というわけにはいかない

少なからぬ月謝を支払い、子供を学習塾に通わせる親は多いかと思いますが、学習塾以上に家での試験対策は重要です。週数回、一回1時間の塾通いでも週で見れば10時間足らずの勉強時間しか確保できていないことになります。家での勉強の差が合否の差に直結することもあるでしょう。そうならないために、家で何を行うのか、ということが最も大切なことです。
まずは学力の面ですが、親の側は子供に口を出すほどに逆効果です。続けると親の指示でしか問題が解けなくなります。それでいて、子供に一任するのも危険です。自主性は育つかもしれませんが子供にとって目標がありません。
最適なのは同じ机で親子がそれぞれ別のことであってもじっと座っていることです。言いなりに付属小学校へ通うわが子ではなく、自発的に楽しそうに通うわが子のため心を尽くしてはどうでしょう。